私たちは、複数で何かを行うとき、みなで話合い、合意し、実行します。でも、「みなで話し合えてなく みなが合意してない」のに実行していること多くないですか?
目標を達成するために事業をおこないます。
その事業を決めるための「会議」は重要なはず。
話し合いは、「三人集まれば文殊の知恵」
ひとりではできないけど大勢の力が集まればできる。ということだと思いますが、結構そうでない場合が多いでよね。
沈黙の会議、一方通行の会議、誰か独壇場の会議、話が宙を舞い迷走する会議、少数意見で決まる会議、形式だけの会議、集まり楽しむ為の会議(毎回だとね^^:)、などなど。
なんでなんだろ?と考えたら・・・・
まず時間の制約。会社内の会議などは別ですが、ボランティアなど仕事等の合間に、皆が集まって決められた時間内に、もの事を決めなければならない事が多いですよね。
でもこれは工夫(手法)次第で解決できます。
じゃ何で?
会議を重要だという認識はもちろんですが。
「会議のやり方」がわからないからかも?
というか「会議にはたくさんのやり方/手法があることが知られてない」からかなと思いました。
今回学んできた「6 Thinking Hat(6つの考える帽子)」とは、そんな話し合いの手法のひとつ。4時間の研修(日本ファシリテーション協会東北スクエア主催)を要約するのは無理ですが。
特徴は「全員が一つのテーマで意見をだして進める」
一般的な話し合いでは、いろいろなテーマをMIXしながら意見をだしあいます。
- 「情報(知っていること)」
- 「創造性(アイディア)」
- 「前向きさ(肯定的)」
- 「後ろ向きさ(否定的)」
- 「感覚(好き・きらい)」
- 「思考プロセス(俯瞰)」
6 Thinking Hat では、全員が同じテーマで意見を出し合います。
情報のときは情報のことしか言えません。
アイディアのときはアイディアの事しかいえません。
アイディアのときに、誰かのアイディアに対して肯定したくなったり否定したくなったりします。でも言ってはいけないのでストレスだったりしますが、そこで言ってしまうと、いつもと同じ会議になります。
そして順を追って各テーマで、全員で意見をだしていきます。
情報→創造性→肯定→否定→感覚→俯瞰
(↑テーマの順番は、自分たちがきめます)
この会議方法で気づいたことは
意見の幅や深みが増す。マイナス(否定的)意見を安心して言える場がある。合意形成がスムースに進む。といったものを感じました。
もちろん基本の「全員が意見を活発にだしやすい」事もです。
この手法は、高度な技術がなくとも、だれでも実施できる方法だと思いました。ぜひ皆さんの話し合いの場で使ってみてはどうでしょう。もし「やってみたい」という方がいらっしゃいまたら、ご連絡ください、サポートいたします。
Azuma-re 0228(22)1905 千葉 (月)休み